HERE COMES THE SUN

太平洋の南の島マーシャル諸島からの日記です

占いなわとび歌

学校

放課後、いつものように学校へハルカを迎えに行くと、クラスの子たちと大なわとびで遊んでいた。珍しく男の子もなわとびに参加していて、みんなで楽しそう。「まだ遊びたいからちょっと待ってて!」と言うので、しばらく見物することに。なわとび歌を歌いながら跳ぶという遊び方をしていて、日本であれば「郵便屋さん、の落とし物〜」が定番ソングだけど、ハルカたちが歌っていたのは「ABCボーイフレンド」。マーシャル人の子はみんな知っているそうで、ハルカは教えてもらって覚えたらしい。これが占いなわとびみたいな感じで、みんな大笑いして遊んでいた。
ルールは、大なわを一人で跳ぶ。まず最初は「ABCDE...」と跳んだ回数をABCで数えて、引っかかったときのアルファベットが自分のボーイフレンドの頭文字になる。例えばBで引っかかったら名前がBで始まるクラスの男子を探し、「ブレイクがボーイフレンドだー!」となる。そして次の段階。「Yes,No,Yes,No...」とYes/Noで引っかかるまで跳んで、その恋がYesかNoかを占う。Yesになったら、さらに次の段階へ。「1234...」と普通に数を数えながら跳んで、引っかかった数が二人にできる子どもの人数なんだって!子どもの数が20人とかになっていて、みんな爆笑。なんだか子沢山のマーシャルらしいな...と思った。
ちなみに、日本のなわとび歌「郵便屋さん」と、手遊び歌の「アルプス一万尺」はハルカが教えて、クラスの女の子はみんな歌えるようになったそうだ。休み時間にマーシャル人の子同士で、アルプス一万尺で遊んだりしている。3年生になると自然に国際交流ができるようになって、お互いよかったねと思う。