歌いたくなるドラマ「glee/グリー」

この夏、日本に帰国しているときに観てハマっていた海外ドラマがある。「glee/グリー」だ。アメリカの高校のグリークラブ（合唱部）が舞台のミュージカル的なドラマ。シーズン６まであるのだが、シーズン４の途中まで動画視聴サイトのHuluで観て、続きはマーシャルで見ようと思って帰ってきたら、マーシャルでは見られなかった！続きが気になる〜。
私は高校時代に昔のミュージカル映画に夢中になっていた時期があった。ジーン・ケリー、フレッド・アステア、マリリン・モンロー、ジュディ・ガーランド、ライザ・ミネリ...。特に「雨に唄えば」が気に入って、ビデオで何回も観た。当時身近に映画の話ができる友達が全くいなくて、これらの映画を観ていた祖母と、映画の話をしたのが楽しい思い出。ドラマのグリーは、こういう昔のミュージカルへのオマージュを取り入れていることもよくあって、懐かしくて面白い。「グリー」は、学園もの・青春・部活・ミュージカル、と私の好きな要素が集まっているドラマなのだ。
登場人物のグリークラブの生徒たちが、のびのび全力で歌う姿をみていると、なんだかうらやましくなる。私も歌がうまかったらなあ…。あんなふうに歌えたら気持ちがいいだろうに。私は歌に自信がなくて、カラオケが苦手。そもそも自分の好きな曲と歌える曲が一致しないから、歌える曲がない。でも私の10代・20代はカラオケボックス全盛期で、どういうわけかみんなすぐカラオケに行きたがる。避けては通れないものだったから、2、3曲ぐらいは歌えるようにしてたけど、好きで歌っていたわけではなかった。
マーシャルに帰ってきて、客がまばらな野外コンサートをみた。ステージで歌っていたのは、知り合いのスワウワさん。人のいない公園と海に向かって、ひとり声量のあるいい声で歌いあげていた。観客が少なすぎて盛り上がっていない中、こんな大自然に向かってのびやかに歌えるのも気持ちがいいだろうなあとうらやましく思った。私も歌がうまかったらなあ…。
新学期が始まったハルカの学校に、新しい先生が来て、なんとグリークラブができた。ドラマの世界だと思っていたグリークラブが身近に！「グリークラブ部員募集　オーディションは9月○日○時から」という張り紙をみてうらやましく思った。私も歌がうまかったらなあ…（笑）。

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