HERE COMES THE SUN

太平洋の南の島マーシャル諸島からの日記です

自転車の補助輪を外す

春休み、ハルカが補助なし自転車の練習を始めた。私たちの家は街中から離れていることもあり、徒歩もしくは自転車に乗って出かけられる範囲に店も学校もないので、移動はいつもクルマ。日本と違ってこちらでは自転車で出かけることがない。乗る機会がないと興味も薄いようだったが、友達が補助なし自転車に乗れるようになったのを見て、急に本腰で練習を始めた。家の庭は雑草が生えていて、でこぼこした地面なので、なかなかうまくいかない様子。できなくて悔しくて怒ったり、メソメソしたり。私はハルカが途中で投げ出したり、一度転んで痛い思いをしたら練習をやめてしまうかなと思って見ていた。泣きながらもやる気はあり、本人は粘り強く練習を続けた。負けず嫌いの面が強くなったのにも驚くが、成長したなぁと感じる。
諦めずに集中して頑張ったおかげで、練習を始めてから1週間しないうちに、なんとか乗れるようになった。家の庭での練習だけでなく、新しくできた空港近くの公園に行き、舗装されたランニングトラックの上でも練習をした。当たり前だが、舗装された道のほうが自転車に乗りやすいようで、ここでコツを掴んで乗れるようになった。私も炎天下にコウを背中におんぶしながら、ハルカの自転車を支えて並走した甲斐がありました〜。初めて乗れたときの嬉しそうな笑顔。この瞬間に一緒にいることができて私も嬉しかった。

↓乗れた!


↓新しくできた空港近くの公園。いまはまだ舗装されたランニングトラックがあるだけ。子どもの遊具と照明もこれから設置するらしい。なかなか完成しないけれど、私たちは1年半以上まえから心待ちにしている。