HERE COMES THE SUN

太平洋の南の島マーシャル諸島からの日記です

なかなか寝ない子には

2才のコウが夜、なかなか寝ない。私が毎晩寝かしつけているのだが、1時間〜1時間半ほど寝つかずベッドでゴロゴロ。学校へ行って疲れているハルカのほうが、先に眠りについている。絵本を読んでも楽しくなってしまい、もっともっと!と何冊も読めと要求してくる。部屋を暗くして私も横で寝たふりをするのだが、自分も一緒に寝てしまい気が付けば朝...。1時間以上も寝たふりをするのは厳しい。子どもが寝たあとがようやく自分の時間なのにー。
何かコウが早く寝るいい方法はないかと思っていたある日、なんとなくハルカに英語の本を音読してあげたら、途中からなんとコウが寝ていた。こんなことがあるなんて!嬉しい。次の晩も同じ英語の本の音読をしたら、すぐ寝た。読んでいるのは"Bad Kitty for the president"という本で、ハルカが学校の図書室から借りてきた本だけれど、はっきりいって内容はあまり面白くない。猫が近所の猫グループの選挙に立候補する話で、アメリカの大統領選挙の仕組みも少しわかるようになっている。そもそも私たちはアメリカに住んでいないから、選挙の話もピンとこないし。他のBad Kittyのシリーズは面白そうなのだけれど、これはちょっと…。しかしコウにとっては毎ページに猫の挿絵があるので興味をもてるのと、私の抑揚のない英語の音読がお経のように響いて、眠りを誘うようだ。話の内容が面白くないから、ハルカも眠くなるというオマケ付き。ともかく、コウに効果抜群なので、寝る前のBad Kitty本の読み聞かせは、しばらく続けている。あとは夕方の運動を増やして、疲れさせるしかないな。

↓その後、また借りてきたBad Kittyシリーズ。こちらのほうが内容は面白いけど、読んであげようするとコウが怒るようになってしまった…。つまらないと気づいたらしい。