HERE COMES THE SUN

太平洋の南の島マーシャル諸島からの日記です

まぐろ工場へ行く

ビジターカード

太平洋のマーシャル近海ではまぐろがよくとれる。そのため生まぐろが安く手に入る。輸入品ばかりで物価は全体的に高めなマーシャルで、ローカルのまぐろは嬉しい恩恵。デラップ港近くにまぐろを解体して海外に輸出している中国系の会社がある。その会社の工場(MIFV)へまぐろを買いに行った。まぐろは日本人もマーシャル人も大好きなので、以前から日本からお客さんが来たときやパーティーのときに介にここのまぐろを買ってきてもらっていた。今日は時間があったので、私もまぐろの買出しについて行ってみることにした。
買うといっても店舗があるわけでなく工場で売ってもらう、という感じ。デラップのメインロードから道を一本入ると突き当たりに工場の入り口があった。フェンスがあるだけで看板もなくわかりづらい。入り口に警備員がいるのでビジターカードをもらい、工場内のオフィスへ向かって勝手に入っていく。まぐろのローカル販売部門が一応あるらしく、マーシャルのレストランの人もここに買いにきたりするらしい。その販売担当のオフィスまで建物内を歩いていく。建物は増改築を繰り返したようで小部屋がたくさんある迷路のような作りになっている。介と一緒に来たからよかったものの、実際私は帰り道がわからなくなった。オフィスに着いて注文すると、作業場から希望の大きさのまぐろを真空パックして持ってきてくれる。このパック作業に15分ぐらい待たされる。伝票とまぐろを持って、次は経理のオフィスへ向かいお金を払う。帰りはまた入り口の警備員にビジターカードとまぐろ伝票を渡して終了。
初めてだと勝手がわからないし買うまでに20〜30分かかるが、生まぐろ5kgが$25(約2050円)で買えた!販売は業務用サイズからでグレードの高いものはもう少し高くなるが、この値段程度のものでも十分おいしい。この工場では漁船が到着すると小さい魚やまぐろの切れ端などを無料もしくは安い価格で販売することがあるそうで、その日は工場前にマーシャル人の列ができるそうだ。ローカルな買い物ができて満足。

作業場ではまぐろを次々に箱詰めしていた。魚市場のような雰囲気↓

買ったまぐろ5kg↓