HERE COMES THE SUN

太平洋の南の島マーシャル諸島からの日記です

アネモネでピクニック

楽しいアネモネ

日曜日、ユナちゃん一家のお誘いで、みんなで一緒にアネモネへピクニックに行った。アネモネまではRREからボートで約15分。島はちょっとした公園のようになっていて、ボートを所有している人々が休日のピクニックによく訪れる場所。ボートを持っていれば気軽に来られるが、ボートを持たない普通の観光客はなかなか行く機会がない島。アネモネは施設がエネコよりもいろいろと充実していて楽しかった。小さいバンガローとBBQスペースがいくつかあり、真水シャワーと一応トイレもある。
海の施設は、自由に使えるカヤックと、海に落ちる滑り台と飛び込み台がある。ただ、滑り台のある場所は引き潮時で水深3mぐらいの深さで、滑り台の高さもありスリリングなので幼児向けではない。私はちょっと怖かったので挑戦しなかったが、スギはザブンと飛び込み台から飛び込んでいた。それを見ていたハルカは大喜び。滑り台の場所から少し沖に進むと飛行機が海底に沈んでいる場所があり、シュノーケリングで見ることができる。このあたりはだいぶ深くなってくるので、私はハルカの浮き輪につかまってみんなと見に行った。こういうポイントは珍しくて面白い。桟橋の奥のほうのビーチは珊瑚エリアで、背の立つ深さの場所でも魚がたくさんいて綺麗だった。
ハルカもユナちゃんも大好きな海で楽しく遊んだ。ハルカはまだ怖がって顔に水がかかるのを嫌がるけれど、ユナちゃんはアームリングにゴーグルという装備で、顔を水につけて浮いてバタ足もできる。さらにシュノーケルで進むパパの背中に乗って沖に出たりして、さすがアクティブ!ユナちゃんは運動神経抜群なので、将来どんなスポーツをするのか楽しみ。
シュノーケリング中「クマノミがたくさんいる!」と、いいポイントを発見。魚とり網があれば獲れるのに・・・と残念そうなユナちゃん一家。あいにくこの日は網を家に置いてきていた。陸に上がったあと、ユナちゃんママが「これで獲れるかも」とスギのシュノーケル用品が入っていたメッシュバッグを持って再び海へ。シュノーケルで潜水し、なんと三本線クマノミを捕獲!我が家の水槽にいただいた。ユナちゃんママは過去にかわいい熱帯魚の数々を網で捕獲した実績があり、いつのまにかただのメッシュバッグでも獲れるほど達人になっている。すごい。
海から上がっても、桟橋からのんびり海を眺めたり、石で舗装された小道の上を散歩したり、豚やニワトリを見たりと、楽しく過ごせた。午前中は貸切状態だった島にも、午後になると自家用ボートで乗りつけてくるお金持ちローカルの人々で賑やかになった。あっという間に帰る時間になり、私たちは島を後にした。天候にも恵まれて、思い出に残る満足な一日だった。

海で遊ぶハルカと介↓

介も珍しくシュノーケリング

海底に沈む飛行機↓

アネモネの桟橋↓

島にはバンガローが何軒か建っている↓

小さいバンガローの内部。テーブルと椅子がある。↓