HERE COMES THE SUN

太平洋の南の島マーシャル諸島からの日記です

また停電

復旧作業中

激しい風雨が降ると停電になる確率は高くなる。雨で木が倒れて電線が切れたりするからだ。昨日は夕方から天気が悪くなり夕立のような激しい雨が降った。雨がすごいなーと思っていたら突然停電し、2時間後の夜7時ごろに復旧。そのあと夜も雨だったので、夜中にまた停電し朝8時ごろ復旧したらしい。これは寝ていたので気がつかなかった。日頃から電線に接触しそう、または既に接触している木は枝を切るなりしておけば停電する回数も減ると思うのに、そういうことはしないのがマーシャルの電力会社。停電しても主要なホテル・レストラン・スーパー・会社は発電機を持っているので停電で困ることはなさそうだから、文句を言う人もいないのだろうな。こちらも停電慣れしてきているので、停電パターンをまとめてみた。
<主な停電パターン>
計画停電
朝9時から夕方5時までの停電。電力会社のメンテナンスのため月1回程度あり、あらかじめ日程が決まっているはずだが、知らなくて当日焦ることもしばしば。この日は日中、何もできなくなるので家にいるならゴロゴロして一日を過ごすことになる。究極のスローライフを満喫できます。
■アクシデント停電ー昼間
電線が切れたり電柱が倒れたりした場合、急に停電する。復旧までに早くて1時間、長くて6時間ぐらいかかるので早い復旧を祈るのみ。ホームベーカリーでパンを焼いている最中に停電すると、パンが発酵しすぎてダメになってしまうので悲しい…。
■アクシデント停電ー夜間
日没後の突然の停電。もう寝ている時間ならそのまま朝まで寝ていれば何も問題はない。困るのはちょうど日が暮れた頃の時間帯。水道が使えなくなるからシャワーも浴びられないし、電気コンロだから料理もできないし真っ暗だしでとても不便。この時間帯に停電することは滅多にないけれど、以前夕方から夜12時まで停電した事があり、そのときは真っ暗闇の部屋で寝た。30cm隣で寝ているはずのハルカも見えないという暗さ。目を開けていても閉じていても同じ状態の暗闇なんて、都会では経験することもないだろうと思う。