HERE COMES THE SUN

太平洋の南の島マーシャル諸島からの日記です

魚釣り

珍しく人がいっぱい

引き潮の時間、家の裏海に近所の子どもたちが20人ぐらい集まって、みんなで釣りをしていた。夏休みで暇なのは、どの子も同じようだ。我が家の裏は、魚がたくさん集まってよく釣れる場所らしい。私も釣りをやってみようかな、と最近興味を持っていたので、子どもたちの釣りの様子を観察してみた。
日常でよく見かけるマーシャル人の釣りは、釣竿なんて使わない。釣り針と糸だけで、ペットボトルに糸を巻き付けてリールの代わりにして釣りをする。子どもたちはまず大きめのヤドカリを探して、それに岩をぶつけて貝を叩き壊し、中のやどかりを取りだしていた。えっ?ちょっと残酷…。何でそんなことをするんだろう?と思ったら、ヤドカリの身を魚釣りのエサに使うようだ。ヤドカリ探しは小さい子の仕事になっていた。年上の子が釣り針の先にヤドカリの身をくっつけて、海に糸をうまく投げて釣りをする。釣れた魚は潮だまりに入れておいて、帰るときに素手で持って帰っていた。小さい魚だったけれど、一人で4〜5匹釣っている子もいた。すごいな〜。

↓魚釣りをする子どもたち

↓釣れた魚を見せてもらった