HERE COMES THE SUN

太平洋の南の島マーシャル諸島からの日記です

カリータ、7人目を出産

マーシャルの子ども

介の会社のマーシャル人従業員カリータが先月7人目の子を出産した。カリータは今年34才で、ここ数年は毎年のように出産している。自分の子どもが7人いるなんて、もし私だったらどんな生活になるだろうかとふと考えてみたが想像もつかない。カリータは子どもが多いわりに「肝っ玉母さん」という雰囲気はない。実際、6人の子どもみんなと一緒に暮らしているわけではなく1人は養子に出したし、子どものお世話も主に親戚の人がみているようだ。なので彼女は、毎回出産後1ヶ月で仕事に復帰する。
6人目を産んでからさすがにこれを最後にしようと決めたらしく、そのため7人目は妊娠していたことに全く気がつかなかったそうだ。妊娠していないはずなのに、お腹に胎動らしきものを感じて「あれ?」と思い、病院に行くと既に妊娠6ヶ月。それはお腹の赤ちゃんも「ママ、気がついて!」と動くよね(笑)。そして早産で7ヶ月で生まれてきたので、妊娠がわかってから1ヶ月後には生まれてきたということ!すごい・・・。ここまで気軽に出産できるなんて、ある意味うらやましい。早産だったが赤ちゃんは体重2000g程で生まれてきたので保育器にも入る必要もなく、元気だそうだ。