HERE COMES THE SUN

太平洋の南の島マーシャル諸島からの日記です

唯一の日本人生徒

ビーチにて

ハルカは学校で唯一の日本人生徒でチビっ子なので目立つのだが、そのおかげで違う学年の先生や生徒からもすぐ顔と名前を覚えてもらい、休み時間にはよく声をかけてもらっている。ここの学校では高校で日本語の授業があり、青年海外協力隊日本語教師の方が教えている。彼女が生徒だけでなく先生方にもときどき日本語を教えてくださっているようで、覚えた日本語をさっそく使おうという先生がハルカに話しかけてきたりする。ハルカの担任のロビン先生も「日本語を習ってきた!」と言って、「行こう」「座って」「食べよう」など教室で使えそうな日本語を覚えてきてくれた。音楽担当のユラ先生も日本語を勉強したことがあるらしくハルカには日本語で挨拶してくれたり、「授業中ハルカが日本語で何か話かけてきたから、聞き取ろうとしたけれど私にはわからなかった」と話してくれた。先生方のカタコト日本語がハルカに通じるのかどうかは不明だが、プレスクールで言葉が通じなくてハルカが困るのでは?と心配していた私にとって、こういう先生たちの温かい気持ちはとても嬉しい。