HERE COMES THE SUN

太平洋の南の島マーシャル諸島からの日記です

料理の腕を鍛える

今日はお客さんが2人、家に夕飯を食べに来た。メニューを決めるとき、マジュロにいると食べられないようなおいしい日本の家庭的な料理を食べさせてあげたいなと思い、手元にある食材を見ながらあれこれ考える。ウチに来るお客さんはたいてい日本食に飢えているみたいで、作った料理はいつも気持ちよく平らげてくれる。私は嬉しくなってまた次に何か作ってあげたいなと思う。
こちらにいると限られた材料を使って朝昼晩の料理を作るので頭を使う。日本にいるときは作る料理を決めてからその材料を買うことが多かったけれど、今は発想が逆。手に入るものや家にあるものからメニューを決めて作れるようになった。賢い主婦は日本でもそうしているんだろうな。便利な既製品が手に入らないから自分で何でも作るようになり、魚も一応さばけるようになった。喜んで食べてくれる人もたくさんいるし、お料理学校にちょこっと行くよりもマジュロに来たほうが料理の腕がずい分鍛えられるような気がする。