HERE COMES THE SUN

太平洋の南の島マーシャル諸島からの日記です

水を待つこと12日目

私のせい?

まだ水が来ない。水道局に給水車を頼んで12日が経過した。毎日電話や出向いて催促をするものの、いつも答えは「今日届けます」と言われる。それを信じて家でずっと待っているのに来ないと腹が立ってくる。正直に「今日は無理だけど明日の午後に届けます」とか言ってくれればいいのに、それができないのがマーシャル人。とりあえず「今日届ける」と言っておけば、その場は治まるからそう言うのだろうか。もしくは今日届けるなんてできないのについ「できる」と言ってしまうのか。何でもその場をエンマンで済ませようとするマーシャル人の性質が出ているような気がする。
私がいくら催促しても来ないので会社のマーシャル人に事情を話す。みんな憤慨してくれた。やっぱりマーシャル人でも腹が立つレベルの事なのだ。そして水道局に知り合いがいるからと代わりに文句を言ってくれた。水道局の人は問題だけど、基本的にマーシャル人はみんな素朴で親切な人たち。水道局の言い訳もあって、驚くべきことに2回届けに行ったという。
1回目は「ゲートに鍵がかかっていたから帰った」そうだ。車のクラクションを鳴らしてくれればすぐ開けたのに黙って帰るなんて!
2回目は「犬がいて怖かったから帰った」らしい。これは本当に来たのか怪しい。
言い訳を聞いたら怒る気をなくしてしまった。雨が少なくていまの時期マーシャルはどこも水不足。それなのに給水車は2台しかないから注文がたまる一方らしい。家の水タンクが空になるのが先か、給水車が来るのが先か、それとも恵みの雨が降るのが先か??