HERE COMES THE SUN

太平洋の南の島マーシャル諸島からの日記です

スカートをはく

今日はなんとなくスカートをはいてみた。私は昔からあまりスカートをはくことがなくて、平均すると半年に1回ぐらいの割合しかはかない。そうなると久しぶりにスカートをはいたときにみんなから「今日はどうしたの??」と言われて、それがちょっと面倒でますますスカートから遠ざかる。そこでマジュロに来てまだ2週間ちょっとだし、今のうちにスカートをはいてみんなの目を慣らしておこうと考えた。マーシャル人の女の人は普段みんなロングスカートかムームーを着ている。ちなみに南の島の正装は、男性がアロハシャツ、女性がムームー。日本から持ってきた涼しげな生地のロングスカートは、着ると結構涼しくて良い。ウエストもゴムなのでリラックス。ズボンよりラクかも。
介の会社に行くと、レジのマーシャル人女性Eさん、Sさんがさっそくスカートを褒めてくれる。どこで買ったの?と聞かれ、日本から持ってきたと言うとやっぱりねという顔。少しフレアな感じの私のスカートは、今マジュロでスタイリッシュな形とされているらしい。少なくともEさんSさんはそう思っているみたい。日本の古着屋で安く買ったスカートが、マジュロでスタイリッシュと言われるとは。そのあとも続けておしゃべり。この前来ていたいとこの子たちは何歳なの?とか、マーシャルクッキーの作り方とか、マジュロ生活はどう?みたいな話。女の人がおしゃべりする内容は、日本でもどこでもたいして変わらない気がする。
どんな人なのか知るには、その人に近づいてみないとわからない。悪い人でなければ、その人にあなた方と仲良くしたいなーという気持ちをさりげなく態度で伝えれば、仲間に入れてくれるのではないだろうか。そう思って、いまは日本人でもマーシャル人でも、新しく知り合った人と話をするのが楽しい。