ヤシガニ

離島で活動していた隊員さんがマジュロに帰ってきており、離島土産の立派なヤシガニを分けてもらった。ヤシガニは椰子の実を食べて生きている蟹で、時々椰子の実を上から落としたりする犯人だ。マーシャル料理では豚の丸焼き・ロブスター・海がめと並んでご馳走とされるもの。いつでも手に入るわけではなく、特に大きなヤシガニは離島でないと獲れないと思う。
ヤシガニの身はココナツの油分の味がする。以前に一度食べたことがある。大統領の孫のケイメン（1歳の誕生日会）に行った時に料理に出ていた。そのときは脂っこい蟹という印象で特別おいしいとは思えなかったけれど、今回いただいたヤシガニはそれほど脂っこさもなく明らかに前回よりおいしかった。ポン酢をつけて食べたのも良かったようだ。日本で食べる蟹とは少々異なるので珍味という感じ。