HERE COMES THE SUN

太平洋の南の島マーシャル諸島からの日記です

グアム2022夏

ガランとしたタモンDFS前

3年ぶりにマジュロを出発。このご時世、戻ってこられなくなったらどうしよう!?と、飛行機が家の上空を超えたあたりで一瞬不安が頭をよぎる。日本入国時に必要なPCR検査陰性証明は、前日午後にマジュロ病院でもらってきた。長旅なので有効期限である72時間ギリギリのタイムスケジュール。何度もエラーが出てアンインストールしたMySOSのアプリも、無事にスマホで準備完了。久しぶりのアイランドホッピングでグアムへ向かった。コロナ前は途中の島で飛行機を降りて、休憩がてら待合室に行ったりできたが、いまは降りることは許されず、乗客は機内で待機。


3年ぶりにユナイテッド航空に乗ったら、あれ?何だかサービスが良くなってる?と感じた。コロナ以前は下がる一方だったサービスが昔に戻ったような。座席にブランケットあるし、1度だけ出る機内食は冷たく固いサンドイッチだったのが、温められたおいしいイタリアンサンドに。子供用に塗り絵セットも配られ、ドリンクサービスでは私たちが日本人だと知るとわざわざ温かい緑茶を用意してくれたり、親切。フライトアテンダントも、これまでアイランドホッピング路線はいつも同じ顔触れの人たちだったのに、違うメンバーになっていた。

チューク―グアム間に出た機内食。前よりおいしくなっていた。
子どもに配られた塗り絵とパズル


到着したグアムの空港も3年の間に改装され、新たな通路ができていて、入国審査の場所までけっこう長くグルグルと歩かされた。入国審査はスムーズに通過。いつものように外に出てすぐタクシーと思ったら、タクシー乗り場が遠い場所に移動していて、またそこまでテクテクと歩いた。何でタクシー乗り場があんなに離れた場所になってしまったのだろう?観光客が来ない時期だから?タクシー乗り場に着いたら一応タクシーが待機していたけれど、以前のように大手のタクシー会社のタクシーではなく、個人の韓国人のタクシーのみ。車もややオンボロで大丈夫かなと思ったけど、中には料金メーターがあり、相場の料金でホテルまで運んでもらった。そのタクシー運転手さんに「あなたたち韓国人?」と聞かれて「違うよ」と答える。じゃあどこから来たのかと聞かれ「当ててみて」と言ったら、中国人?フィリピン人?ベトナム人?一体どこだよ?と、最後まで日本人の答えは出てこなかった...。私たち家族、見た目が国籍不詳になっているらしい。


グアムも3年ぶりだと色々変化があった。コロナの影響で休業中のホテルや、経営者が変わったホテルがいくつもあった。私たちはグアムプラザに宿泊。グアムのホテルは、ハーモンループからヒルトンやオンワードまでいろいろ泊まったけど、ここ数年はグアムプラザに泊まることが多い。安心して泊まれる清潔感のあるリーズナブルなホテルで、立地がよく夕飯の場所や買い物にも困らない便利な場所にあるので、すっかりリピーターになっている。子供とプールでたくさん遊びたいというときには物足りなくなるので、別の大きなプールがあるホテルを選べばいい。

グアムプラザホテルの中庭。プールサイドのバーが閉まっていたので、夜も静かだった。

6月のグアムに日本人観光客の姿はほとんどなく、観光客は韓国人のカップルや小さい子連れ家族が多かった。あとグアムの基地に勤務する軍人らしき人も目立っていた。いつも賑わっていたタモンのDFS前は、日中もガランと静かで人が少ない。以前とはすっかり変わった光景がそこにはあった。

日中なのに人が少ない


私たちが滞在した6月上旬はレストランの営業が再開されて少したった頃だった。レストランはこれまで通り営業しているとは限らず、まだ休業中だったり、週末のみ営業とか、時間短縮して営業というところが多かったので、行く前に必ず営業時間をチェックしてから行った。観光客は少ないはずだけど、空いているレストランが少ないので、夕食時は観光客とローカルの人たちで混雑していた。コロナ前から人気で行列していたようなレストランは残り、コロナ前は可もなく不可もなくというレストランは当然閉まっていた。

いつも行列していたエッグスンシングスも、並んでいなかったので行ってみた。
こういうパンケーキとアメリカンなボリュームが売りですね。
デュシタニ内のブッフェレストラン アクア。ディナータイムは混んでいたので、予約必要。
アクアのさっぱりした飲み物サワディウォーター。別注文になるけどオススメ。