HERE COMES THE SUN

太平洋の南の島マーシャル諸島からの日記です

停電の日の過ごし方

近頃マジュロでは、また停電がよく発生している。急に停電して、約1~2時間後くらいに復旧するパターンが多い。計画停電も、月に1、2回ある。計画停電がある日は、午前9時から午後5時まで停電する。停電すると電気だけでなく、水道もインターネットも使えなくなる。キッチンは電熱コンロなので基本的に料理もできない。

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子供たちは停電慣れしているので、急に停電になっても驚くことも慌てることもない。私も上級者なので、電気の落ち方をみて、何が原因の停電か推測すらできる。電気が飛ぶようにバンッと切れたら、どこかで電線が切れたか、電柱が倒れているはず。電気がゆらゆらしたあと落ちたり、すーっと消え入るように落ちたら、発電所のトラブル。ろうそくの火を吹き消すようにフッと落ちた場合も、発電所が原因のことが多い。


停電して一番困るのは、水が出なくなること。我が家では日頃から5Lのバケツに水を溜めてあるので、停電時に手を洗うときや、トイレを流すのに使っている。停電中には冷蔵庫を開けないようにするのが鉄則のため、計画停電の日はクーラーボックスを用意して、あらかじめ飲み物等を入れておく。また、エアコンを停電開始直前までつけて、部屋をできるだけ冷やしておき、数時間は窓を開けずに過ごした方が涼しい。窓を開けるのは、部屋が暑くなってきてから。夜間の停電に備えて、キャンプで使うようなLEDのランタン型懐中電灯も定位置に置いてあり、よく使っている。カセットコンロもすぐ使えるようにしてあるので、お湯を沸かせるし、圧力鍋を使えばご飯も炊ける。


とはいえ停電したときは、自分もOFFモードにするのが一番。停電中にいつもと同じように過ごすのは大変だから、そこは頑張らない。家にいたら諦めて、あえて何もしない時間、もしくはいつもと違う時間を過ごすのがいいと思う。